Vol.28 努力と我慢はまだ必要だと思っているのかい?

この地球に生まれてからずっとみんなは、家族、学校、社会から、いつも、「努力しなさい」って、言われてきたよね。
地球社会でみんなが考える努力っていうのは、少し辛いことでも、少し嫌なことでも、「我慢してやる」っていう感覚だと思う。

確かに、いまの地球文明にいたるまでのプロセスにおいては、自分を殺してでも、他者のため、みんなのためにやるという我慢や、将来の自分や愛する人のための努力はとても大事だったことは確かだ。

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でも、いま、地球社会と地球人は、新たな段階に入ったんだ。
みんなが向かうべき姿は、

「心が躍ることをして、それが自分以外の人や社会にも貢献する」

ということ。

これは、地球のみんな一人一人が、ジグソーパズルの1ピースである自覚を持って、みんなで素敵な地球社会のパズルを完成させるということ。

いままでの地球社会は、一人一人がみんな同じように決まりきった丸い形にされてきたんだ。
確かに、皆と同じようにという教育は、いままでの発達段階の地球では役立ってきたかもしれないけど、これから向かうべき進化する地球社会には、あまり役立たないんだ。

もしジグソーパズルの1ピースがみんな丸い形だと、組み合わせた時に隙間だらけになっちゃうよね。これではあるべき調和社会ではないことがわかるだろう?
調和社会とは、一人一人が個性を強く持つけれど、全てと噛み合う世界のこと。
では、この個性ある1ピースになるためには、どうすればいいの?

それは、

心が躍ることをどんな壁や障害があろうとやり続けること。

心が躍って懸命に生きる姿は、他人には努力や我慢に見えるかもしれないけど、本人にはただ愉しいだけで、そして、楽なんだ。
全てが調和する社会では、1ピースである個々は本当は「愉しくて楽」なんだ。

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