いままでの地球社会では、親子は血を引く特別な関係で、切っても切れないもの、親は子供を育て、子供は親の面倒をみるべき、という固定観念がまかり通ってきたね。
たしかに人間は、この地球に誕生した後しばらく、自立して生きていくことができないから、親がしばらく子の面倒をみることは必然だ。
それは、親が子供をもつという自由意志の選択をすることによる、地球社会で数少ない絶対的義務の一つだ。
でも、子供は自らの魂のエネルギーの乱れを修正するために必要な気づきや学びを得る目的で、その自らの個体を選択した存在。
親は、その子供の気づきや学びを応援、支援する立場。
その本質は、我が子への無償の愛。
いまの地球社会をみると、子供へ投資、支援したのだから、それだけの見返りを得て、当然という感覚がはびこっている。
自分の老後の心配を解消するために、子供をもつのは、とてつもない自己中心のエゴ。
見返りのない愛や施しこそが、大宇宙の法則で自己の魂の喜びであり、生命がもつべき恩恵なんだ。
最終更新日:2017年2月18日