天使は良いもので悪魔は悪いもの、仲間は良いもので天敵は悪いもの。
そんな固定観念は、誰がつくったのでしょう?
これは、自分に都合の良いものは良くて、都合の悪いものは悪い、という地球人たちの都合の良い解釈にすぎない。
長い地球社会の歴史の中で、このように、物事を良いか悪いかで見る癖が、地球人のこころに根づいてしまったんだ。
いままでの段階の物質至上主義の地球社会は、この考えをもとに成り立ってきたわけだけど、これから迎える新しい高次元の地球社会では、進化と成長にブレーキをかけてしまう考えになってしまうよ。
もともと、大宇宙に在る全ての物や事は、ただのエネルギーとして存在しているだけで、その存在に何の意味もない。
その何の意味もない物や事に、みんなの意識が必要あって交流するわけだ。その必要というのは、みんなの自己意識が、自らの魂の成長と進化に役立つと直感でわかる対象を選択しているんだよ。
だから、みんなが接する物や事は、人間や状況や環境を含め、どれも例外なく、みんなの魂が最善の材料として選んだものなんだ。
このことを感じれるようになると、大事なことがわかるようになるんだ。
それは、全ての物や事は、すべて、自分にとっては、最高の成長材料であるということ。
みんなが悪とする悪魔や天敵も、みんなの魂の要望に答えて、悪者役をかってくれている存在だよ。彼らも、みんなと接することによって、自らを成長、進化させるんだ。
だから、悪魔や天敵には、是非、「ありがとう」と言おう。彼らも、みんなに対して、「ありがとう」なんだ。
みんなの魂が敢えて悪魔や天敵を選択するのは、天使や仲間を選択するよりも、より効力のある成長材料であると、魂が本質的に知っているからなんだ。
憎しみを持つことは必要がないし意味がないんだよ。
最終更新日:2016年11月1日