みんなは、この生きている世界に「政治」が存在することを当然だと思っているだろう。では、それは必要不可欠なものだと思うかい。
実は、それは本来、ぼくらの魂にとっては不要なものなんだ。 いまの地球は、規則を作って、それで縛らないと成り立たない社会だね。
でも、これって、本当は、とっても悲しいことなんだ。
みんなの生命の正体が魂のエネルギーであることは、もう話したね。この魂のエネルギーは、もともと無限大の振動数を有する自己固有振動波として、生命にとって最も大切な資質である「愛と調和」の感覚をすでに潜在的に持っている。
そのうえで、普段、自分という存在を感じている自己の意識を中心とするエネルギーとそれ以外の自己の意識の外にある多次元で無限数のエネルギーが、自分以外(非自己)の多次元で無限数のエネルギーと交流すると、ありとあらゆる、魂レベルの知識や情報を常に獲得していることになる。
このように、エネルギーとエネルギーの交流が起こることは、広い観点から捉えれば、私たちは誰もみな例外なく、
大宇宙の知識と情報の全てをもともと所有しているということの証拠なんだ。
けれども、地球に生まれたとたんに、地球次元のエネルギーとして存在するために、それらの無限大の知識や情報は、ほぼ忘れてしまう。
ぼくらはこの世に誕生してからずっと、宇宙の叡智を忘れてしまっている状態なんだね。
いまの地球に生きる数十億の地球人の集合意識が、誰もみな、いま現在の政治によって、
「自分たちは統制されなければ生きていけない」という固定観念に縛られているわけだ。自治体や警察によって守られていなければ生きられない、という思い込みなどはその代表的なものだね。
みんなの魂は、もともと人間の潜在能力をもっているはずなのに、それを忘れてしまっている。本当は誰にも縛られずに、もっと自由に、楽に愉しく生きてもいいのに、わざわざ、苦しくて不自由な世界を、生きさせられているんだ。
ところで、この世界はどうしてそんな仕組みなのだろう。それはなぜならば、地球社会のなかの一部の限られた人たちが、自分たちで地球社会と地球人をコントロールできるように、長い年月をかけて形成してきたからなんだ。一方で、みんなの集合意識が、自分たちの進化と成長のために、自ら、それを受け入れていることも問題の一つだね。
みんなが、自分自身のソウル・ウェイブを正していけば、個人がそれぞれ変わり、そして集合が変わる。
みんなが、政治に縛られずに、もっと自由に輝くことができるんだ。