これまでの章でお伝えしてきたけど、自己の高いレベルでの魂エネルギー(高振動波である魂レベルの意識)においては、地球で体験するような時間枠はなく、地球における「過去・現在・未来」というそれぞれの事象を、「いま」という瞬間で同時にそれら三つを認識しているんだ。
だから、魂の宇宙自己振動波エネルギーは、自身がソウル・イン(魂が自身が宿る環境と身体を選択して存在する行為)して一個の地球人として体験する、ありとあらゆる身体や心の病気や症状、生活・社会環境の悩みや困難を全て、ソウル・インする直前に把握しているんだよ。
つまり魂は、その肉体を持った「自分」が、この先どうなるか、ということを知っているわけだ。
では、「いつ、どこで、どういう状況で、どうなるか」という情報信号は、地球人の中でどのように存在するのか?
また、自己の魂エネルギーは、それを「どのように」認識するのか?
という疑問。
地球社会の科学や医学では、一般的に、身体を創る遺伝子情報は細胞内の染色体に存在する「DNAの二重螺旋」にあるとされているよ。
実際、身体のそれぞれの部位を作り上げる設計図は二重DNA螺旋に乗っている。
しかし、いつ、どの遺伝子をどのタイミングでどこに作り上げるかという情報は、今の地球レベルの科学では解明されていないんだ。
今の科学では、二重DNA螺旋の90%ほどが何の役割を持っているか解明されていない未知の部分とされている。
実は、ここに、先程言った「いつ、どこに」という情報があるんだ。
そして、地球の科学や医学では言われていないことだけど、さらに、目にみえない高次元のDNA螺旋構造が存在する。
これは、4重螺旋、6重螺旋、8重螺旋、10重螺旋、12重螺旋という状態で、目に見えない状態の量子エネルギーのもつれとして、目に見える二重螺旋構造の周囲に密接に関連し合いながら存在している。
2重螺旋の解明されていない90%の部分には身体を創る設計図、4重螺旋には身体を働かせる情報、6重螺旋には身体を治す情報、8重螺旋には身体に起こる出来事のストーリー(いつ、どこで、どのように)、10重螺旋には性格を創る設計図、12重螺旋には人生に起こる出来事のストーリー(いつ、どこで、どのように)が書き込まれているんだよ。
高次元に存在する魂の意識である宇宙固有振動波エネルギーは、これら全ての螺旋情報を、一瞬で読み取ることができるんだ。
でも、これらの螺旋情報は、全く変わらないかというと、そうではなく、他者の意識や社会の集合意識との交流で書き換えられることは可能であり、DNA螺旋情報でがんじがらめというわけではないんだ。
人生の筋書きはある。
だけど、自分自身で書き換えられるということだよ。
最終更新日:2016年9月2日