地球にはあって宇宙にはないのが当たり前だと思っている重力。しかしその正体はなんだろう。
それぞれの個性を異にする多くの固有振動波が、同じ振動数において干渉し合うと、その場では振動波の合計において波の高さが増すと同時に、振動数自体は減るわけだ。
つまり、エネルギーとしては、自由度を減らすことになるよね。でも、情報や知識は増えていく。情報や知識は、固有振動波の中の波形やリズムの一定の変化として形成されていく。情報や知識を得ることは一見よいことに思うけど、それ以上に、それらの代償として生まれてしまう振動数が下がるという負の変化は、負の意識や感情を作ってしまうよ。本当は、情報も知識もない純白無垢の状態が、エネルギーとしては最も高いんだけれど、私たちの魂は、敢えて冒険の中から、進化と成長をしようとしているんだ。
そして、その重い振動波の集合体どうしがさらに干渉し合うと、さらに重いエネルギー集合体になり、その過程をくり返してエネルギーは重くなっていく。
ある程度重くなったところで初めて、地球に存在できる人間にエネルギーを供給できるレベルになるんだ。
このエネルギーが重くなるという現象は、集合した結果できる振動波の波の数が減り、その高さが大きくなるということだよ。こうして十分に大きくなった集合振動波が、あるタイミングで多数に集合したものが、宇宙場におる惑星だ。
エネルギーが重くなるに従い、どんどん物質化していき、目に見えないレベルから目に見えるようになるんだ。
このようにして、私たちの住む地球が誕生したんだよ。
このような、とてつもなく大きいエネルギー体である地球は、細かく小さい、繊細なエネルギーを吸収しようとするんだ。だから、繊細な固有振動波は地球の大きな集合振動波に引き寄せられる。
これが、重力だよ。
実は、みんなの身体は、自分自身の固有振動波が地球上で作り上げたものなんだよ。
地球ではあなた自身であると感じる身体も、それを構成するそれぞれの細胞や臓器自体がそれぞれのレベルの固有振動波をもち、最終的にそれらが組み合わさって、全体としての体の固有振動波をもっている。
体の固有振動波は大きい細胞の集合振動波であるけれど、地球のそれと比べたら比べものにならないくらいに小さいんだ。だから、人間の身体はつねに地球の中心にむかって引き寄せられているんだ。それが重力だね。