みんなは、この生きている世界に「時間」とか「空間」が存在すると思っている。
また、自分は一人しか存在しないと思っている。
しかし、それは本当かな?って考えたことがあるかい?
今日は空間や時間の正体は何かをお話しよう。
前回の話を振り返って欲しい。
大宇宙の源である「グレートゼロ(ワンネスとか創造主と呼ばれる存在)」。このグレートゼロは、一人一人に一つ存在している。つまり、各自に自分だけの宇宙が存在するということ。
このグレートゼロからある一人の固有振動波が発信されるんだ。発信の瞬間に360度全ての方向に向かって無数の、無限大の数の「固有振動波」が作られている。
(とてつもないスケールの話だから、イマジネーションをフルに働かせて想像してごらん)
で、その瞬間瞬間のみんなの固有粒子からまた同様に常に全ての方向に新たな固有振動波が発生している。
そして固有振動波のそれぞれが、それぞれ異なる体験をするんだ。また、自分以外のグレートゼロから発信する他者の固有振動波も、当然、異なる体験をするよ。
つまり、今の意識の自分とそれ以外の無数の意識できない自分と自分以外のエネルギーにおいて、意識のある「自分の宇宙場」における固有振動波と「異なる宇宙場」に存在する自分以外の人間の固有振動波や自分以外の固有振動波とが同じ振動数のエネルギーを共有し合うことによって干渉し合うんだ。
このとき、意識中心の自分以外の固有振動波がもつ全ての情報(知識や経験)を自分のものとして獲得するんだよ。
こうして、意識をもつ自分の魂エネルギーは、無限の可能性をもって成長するんだ。それが交流する無数にあるあなたの固有振動波は、それぞれ一つ一つが異なったエネルギーであり、異なった状態にある。そのひとつひとつは、あなたが体験しうるパラレルワールドだ。
でも、あなたが体験できる固有振動波はそのうちのたった一つだけなんだ。意識という体験はたった一つだよ。ということは、そのたった一つ以外の無数の固有振動波も、あなた自身であるけれど、ただ単に体験できないという事だ。しかし、ただ意識が選択するだけで、パラレルワールドを自由に選択できるんだ。
同時に無数の自分が存在しているということ。
みんなが認識する宇宙場は、あなたの意識が宿っているいまの固有振動波から他の全ての無意識の固有振動波を眺めている現象だよ。人間は、これを空間として認識しているんだ。
時間というのは、全宇宙には本当はいまの瞬間だけしか存在しないのだけれど、今の地球ではそれを認識できないトリックの中で生きているんだ。あなたの意識が超固有粒子として乗っているたった一つの固有振動波が意識中心の自分以外の固有振動波と干渉し合っていく過程は、私たちの感覚では一つ、二つ、三つと時間の流れで起こっている。
でも、
グレートゼロの視点で見ると、過去も未来もなく、いまだけがある状態なんだ。
そう、全てのエネルギーの干渉が、いまの瞬間に起こっているんだよ。
これは、いまの段階のみんなの意識レベルがグレートゼロからはかけ離れているために、それを実感することはできない。
しかし、みんなの意識はたった一つのしかもあるタイミングのみの固有振動波にしか体験することができないので、そのある状態の前と後の状態を、それぞれ過去と未来として認識してしまうことになるんだ。これが、時間のトリックだよ。
どうだろう?難しいと思うだろうか?
とにかく大切なのは「今この瞬間」なんだ。過去でも未来でもない、今を生きるというのは、そういうことなんだよ。