Vol.43 脳で判断することの弊害

みんなは日常生活で、いつも脳を一生懸命働かせて生きているだろう。

過去の事例やらデータを考え、分析し、判断し、、、、とやっている。
ビジネスじゃなくても、全てにおいて判断材料とするのは「過去の実績」だったりするんだ。

これは、日常の表面的な事柄や規律だらけの社会を生き抜くためには、とても役立ってきたし、これからもそうであるだろう。

だが、ここぞというときの大事なことを決めるときや、きらめく閃きやアイデアを生み出すときは、脳は使うべきではないんだ。

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考えてもみて欲しい。

人間は、脳がなくても生きられる、正確には、生命をもって存在できる。

正しい表現で言えば、生きるのに必要な呼吸や心拍の機能を司る脳幹部は必要不可欠だけれど、五感、思考、記憶を司る脳実質はなくても、生命として存在できるということだ。

 

脳でも人間の進化として古い機能である脳中心部は、人間が日常生活を普通に送るのに必要な機能に関わる領域。

脳表面部は進化の新しい領域で、高次の活動、すなわち思考、記憶、知識、情報に関与している。
今日の話は、この新しい領域を焦点にしたい。

この部分を多用することは、集団としての人間生活を向上させるのには、大変役立ってきたけれど、個人としての進化と成長には、本質的に大きなブレーキになるんだ。

 

この地球社会で、みんなが魂の求める生き方をするには、みんなのほんとうの姿である宇宙自己固有振動波エネルギーを、なるべくそのまま自分の身体に取り入れる必要があるんだ。それを可能にするのは、宇宙の叡智である宇宙自己固有振動波エネルギーを、効率的に、身体の叡智である身体自己固有振動波エネルギーに変換すること。

 

そうするための最重要条件は、その変換器である、脳の中心にある松果体を、最高の状態で働かせること。

純粋に、宇宙の叡智が身体の叡智に変換されること。

 

だが脳の表面にある思考、記憶、知識、情報は、この変換に介入し、それを妨害してしまうんだ。

大事な瞬間には、これらの脳の内容は、眠らせておくのがいいんだよ。

 

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だから瞑想がいいんだ。心を無にすることはいいんだ。何かに一心不乱になることがいいんだ。ぼーっとする時間が大事なんだ。

君も実践して、習慣づけて欲しい。そうしたら行き詰まりを感じにくくなるはずさ。