さあ、今日はこれまでお伝えしたことを踏まえて、一番大切なことを言うよ。
「気づきと学び」が行われる上で脳の「松果体」は最も重要な器官だ。
だが松果体でエネルギーの良い変換が行われるためには、それ以前に身体のトーン(細胞がもつ表現)が整っていなければならないんだ。
身体を音楽のオーケストラとして考えてみよう。
いろいろな場所にある細胞たちがそれぞれに勝手に演奏してしまったら、全体としての演奏はひどいものになるだろう?とてもじゃないが、それは調和のとれた音楽にはならない。
だから、指揮者は全体を調和させるべく、各楽器のパート演奏者をコントロールするんだよね。これと同じことが、体の中でも必要なわけだよ。
松果体で変換され、身体レベルに振動数を落とした身体固有振動波は、脳から脊髄とそこからの枝分かれである脊髄神経を通り道として身体中に流れるんだ。そして、その流れによって、くまなく身体のあらゆる細胞にその振動波が届けられることになる。
脳から神経の中を伝って流れる振動波は、身体のあらゆる細胞のあるべき状態をエネルギー的に潜在的に情報としてもっているんだ。
このあるべき状態は、みんなの宇宙固有振動波エネルギーの高い次元の記憶といっていいんだ。
ここで、このあるべき状態の情報を包括している身体固有振動波エネルギーを、『神経の流れ(=ソウル・ウェイブ)』と呼ぶよ。
「神経」は神の通り道と書くように、宇宙の叡智(すなわち神)が流れる道ということだね。
みんな一人一人の神経の流れ(ソウル・ウェイブ)には、自分の固有振動波エネルギーの情報の記憶として、松果体で変換される前の宇宙固有振動波の意識の乱れをもっているよ。
その意識の乱れを正すのに、自分の魂が選んだのがいまの人間としての身体と生きる環境というわけだ。
だから、みんなの身体と人生の問題は、神経の流れ(ソウル・ウェイブ)に包括されたエネルギーの乱れが形として現象化したものなんだよ。
みんなは、それらの現象化したものごとを体験することで、魂の課題を学べる仕組みになっているんだ。
身体の中の神経の流れは、つねに身体の全てを調和させようとしている。半エントロピー状態だよ。だから、病気や困難などの不快な体験をすると、みんなの固有振動波エネルギーは、本質的にそれを正そうとするんだ。その過程で、病気や困難などの問題が解決していくよ。
つまり、正しい感情や意識、そして行動をとる様に仕組まれているということだよ。
だから病気や困難が不幸であるということではない、そもそも不幸というものは、存在しないのさ。