前回からの続きだよ。
人生の問題も同じなんだ。
どんな内容の悩みや困難であっても、それは、あなたの魂つまり固有振動波が選んだことなんだ。
あなたの魂がいまのあなたの身体に宿る際に、あなたが宿る人間の家庭環境や地域環境、そして父親と母親からの遺伝子的かつ感情的影響を考慮した上で、あなたの身体と環境を選んだわけだ。
魂はね、あなたが体験しうる全ての人生の状況を予測しているんだよ。その予測した人生の問題こそが、あなたの魂の成長と進化に最も有効であるとわかっているんだ。
たとえば、親であれば、子供の流産や死産、生まれつきの重症疾患、親子の不和など。
夫婦であれば、離婚や浮気、経済問題など。
子供であれば、いじめや不登校、受験の失敗など。
大人であれば、友人とのけんかや裏切り、会社の失職、倒産、金銭上でのトラブル、貧困、介護問題、老後問題など。
全般的に、事故や怪我、そして自殺や殺人も含めて、ありとあらゆる体験は、自分の魂が最も良い課題、題材として選んだもの。
ふつう、地球人のみんなは、それら人生の問題が起きると、
「自分だけがどうして」「なんてついてないんだ」「人生をやりなおしたい」
な〜んて思ってしまうんだよね。でもね、そんな風に考えること自体が、とんでもない間違いなんだ。
自分で選んだその課題をこなす、つまり、それから気づきや学びを得ることで、自分の固有振動波エネルギーの振動数を上げるんだよ。
どの魂もつねに、出来るだけ大きく振動数を上げたいと思っているんだ。
宇宙場の原理として、体験する悩みや困難が大きければ大きいほど、それをこなしたときの振動数の上昇は大きいんだ。
だから、その魂もできるだけ大きな問題を体験しようとする傾向があるんだよ。
ただ、前述した人生の問題のなかで、自殺の当事者と殺人の加害者だけは、自分や他人の生命を奪うわけだから、事象としては大きいけれど、学びの観点からは最も低いものになるんだ。
本人または周囲の人間が、それから得る気づきや学びはあるものの、魂の進化と成長、つまり振動数の上昇は、ごくごく低いものもしくはほとんど変わらないものになるんだ。
だが、ここで知っておいてもらいたいのは、どんな人生の体験であっても、マイナスつまり振動数の低下につながるものは存在しないということ。
すべてはプラス。
すべての体験は、自分の進化と成長のために、自分の魂が選択したもので、マイナスになるとわかっていることは、魂の本質として、決して選択しないんだよ。
だから、世の中の地獄やカルマという考えは、本当は正しくないんだ。
最終更新日:2016年8月9日